小児メタボこと、子供のメタボリックシンドロームも大人同様問題になっています。厚生労働省で設定された基準や、小児・メタボの予防、対策について紹介します。
小児メタボ、すなわち小児メタボリック症候群は今や10人に1人と、子供たちに深刻に広がっており、その数は年々増えています。現在、標準体重を20%以上上回っている肥満傾向児の割合は、1996年から全体の約1割を占め、年々増加し今なお10%台に上り続けています。小児メタボの約7割が成人してもその症状を引きずり、動脈硬化や糖尿病の進行を早めるなどの危険にさらされるほど深刻化したものとなります。では、子供たちが小児メタボになる主たる原因は何かというと、やはり、外であそばなくなった子供たちはTVゲームばかりしているので運動不足になるということと、偏った食生活、スナック菓子やジャンクフードの取りすぎ、受験などのストレスによるものと言われています。食生活とストレスの原因、それは大人のメタボ原因と同じですね。子供でさえ、肥満がひどくなると、高血圧や糖尿病を併発する危険があるので早期発見が大事になります。小児メタボといえどもその深刻度は大人同様です。では、その診断基準とはどういうものでしょうか。厚生省から出されている6歳から15歳までの小児のメタボ診断基準でもっとも重要とされているのは、腹囲が、小学生は75cm、中学生が80cm以上、あるいは腹囲÷身長=0.5以上でレッドゾーンとなり、男子女子ともども同じで、さらに胸囲が82cm以上になると血圧、血糖値、脂質のどれかに異常数値が出やすくなるということです。そして上記腹囲基準該当の中から血圧や中性脂肪値、コレステロールなどの設定値以上に当てはまるか否かで深刻度を診断し、小児メタボとして対策が必要となります。
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小児メタボリック症候群は、年々増加の一途をたどっています。メタボ症候群はもはや大人だけが抱える問題ではありません。子供だってインターネットやゲーム、TVなどITメディアと共に生活していますし、運動不足とストレス、そして食生活の偏りで自覚症状もないまま幼少期に、この成人病の元になるものを巣くってしまうことになります。より深刻にならないためにも、成人しても引きずらないためにも、小児メタボの予防と対策は早期実行が大事です。病院などで、たとえ小児メタボだと診断されても病気扱いにはなりませんからもちろん投薬もされません。また、大人のように過酷な食事療法、ダイエットを成長期の子供に強いるよりも、やはり一番いいのは日常の食生活を見直すということです。スナック菓子やジャンクフードを好きなだけ好きなときにとるなどということをやめさせること、できるだけ偏食させずにバランスよく規則正しく食事をさせること、ゲームやネット、TVなどの見すぎをやめさせ、適度な運動と規則正しい起床・就寝をさせるなど、やはり親、あるいは周りの大人が配慮してあげることが小児メタボ予防、あるいは対策として一番大切なことでしょう。ストレスも大きな原因ですから、子供と向き合ってコミュニケーションをとることやスキンシップなどの精神面でのサポートも大いに役立つことではないでしょうか。今、大変な社会に生きているのは大人だけではないのですものね。子供は大人の縮図でもあります。最終的には心と心のつきあいで「足りる」ということを教えるのも親の役目ですよね。
小児メタボが深刻度を増す昨今ですが、そんな子供たちに楽しみながら小児メタボ対策ができる電子ペットなるものがゲームソフトメーカーのハドソンより販売されました。早い話が子供用万歩計&たまごっち的なものなのですが、キャラクター育成万歩計なる「てくてくエンジェルPocket」と名付けられています。歩くことで電子ペットのキャラクターが成長するという仕組みで、キャラクターは全部で55種類、上手く育てば最終目標のエンジェルになり、上手く育つにはあらかじめ設定した歩数や運動日数達成か必要で、それにより成長具合が変わってきます。ノルマが達成されなければ、途中でブタになったり病気になったり、あるいは歩きをさぼりすぎるとキャラクターが家出してしまうという、なんともコミカルな電子ペットですね。これなら子供たちの遊び心を刺激して、モチベーションをあげながら楽しみながら運動させるには非常に面白いアイデアかもしれません。高知県の小学校では、この「てくてくエンジェル」40台を導入し、小児メタボ傾向にある、希望する児童に貸し出したところ、子供たちが積極的に体を動かすようになり、数ヵ月後には肥満度数に大きな変化があった児童もいたということです。この「てくてくエンジェル」はカラーが白&ライトブルー、白&ピンクの2タイプで、お値段は3,129円(税込)です。少しずつでも続けることが肝心ですから飽きずにメタボキッズたちがいい運動習慣をつけるといいですね。このキャラクターが新鮮でいるうちはまだ歩くことにも興味を持つかもしれません。とにかく小児メタボ対策は、健康的な生活習慣が肝ですから。頑張れ、キッズ!
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